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超音波(エコー)検査って痛いの?ご安心ください、検査の流れを徹底解説します。

[2025.06.16]

「心臓超音波(エコー)検査って痛いの?」「どんなことするの?」~安心できる検査の流れを徹底解説~(國廣 崇 医師 第2回)

こんにちは。お茶の水駅前生活習慣病クリニックの循環器内科医 國廣(くにひろ)です。私は、心臓専門医として20年以上、多くの患者さんの心臓の健康と向き合ってまいりました。

第2回は、心臓超音波(エコー)検査に関する「痛いの?」「どんなことするの?」といった疑問にお答えします。

心臓超音波(エコー)検査は、熟練した技師または心臓専門医が担当し、検査結果は当日中に医師からご説明します。 

検査時間:検査時間は30分以内です。 

痛みについて:心臓超音波(エコー)検査では、超音波を発するプローブ(エコー機器の中で、患者さんの体に当てる部分)を使って心臓の状態を映し出します。鋭利な針を使用しないため、痛みはありません。 また、X線を使用しないので、被曝の心配もありません。 

検査時の服装と環境:検査は横になって行います。上半身は脱衣していただきますが、半個室で部屋の照明を落として行いますのでご安心ください。 

ゼリーの役割:脱衣していただくのは、検査で使用するゼリーが衣服を汚さないようにするためです。 

このゼリーには、いくつかの重要な役割があります。

  • 超音波の伝達をスムーズに: 超音波は空気中では伝わりにくいため、プローブと体の間にゼリーを塗ることで、超音波が体内へスムーズに伝わるようになります。 
  • プローブの動きを滑らかに: ゼリーはプローブと体の間の潤滑剤となり、プローブを滑らかに動かせるようにします。これにより、検査の効率が向上し、患者さんの負担も軽減されます。 
  • より鮮明な画像の取得: プローブと体の間に空気の層があると、超音波が反射して画像がぼやけてしまう可能性があります。ゼリーを塗ることで空気の層がなくなり、よりクリアな画像を得ることができます。 

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お茶の水駅前生活習慣病クリニックでは、最新のエコー検査の機械があります。心臓超音波(エコー)検査ができる循環器の専門医・臨床検査技師も在籍しているため、心臓超音波(エコー)検査をいつでも受けることができ、検査結果も当日お伝えしてしております。健康診断で指摘された方、ご自身で気になる症状がある方は、ぜひご予約の上、心臓超音波(エコー)検査についてご相談ください。

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