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お酢の塩分に注意?種類ごとの違いと減塩に役立つ選び方

[2026.05.12]

「お酢は体にいいから安心」

そう思っていませんか?

確かにお酢には、食後血糖の上昇を緩やかにしたり、食欲をコントロールしやすくする働きがあり、健康に役立つ調味料のひとつです。

しかし、実は“塩分”という視点で見ると、注意が必要なものもあります。

今回は、お酢の種類ごとの違いと、減塩の観点からの選び方について解説します。

 お酢は基本的に「塩分ゼロ」

まず大前提として、

  • 米酢
  • 黒酢
  • 穀物酢

といった“純粋なお酢”は、基本的に塩分をほとんど含みません。

そのため、減塩を意識している方にとっては、とても優秀な調味料です。

例えば、

  • 醤油を少し減らしてお酢を加える
  • ドレッシングを酢ベースにする

といった工夫で、自然に塩分を抑えることができます。

 注意が必要なのは「味付きのお酢」

問題になるのは、“調味されたお酢”です。

代表的なものとしては、

  • すし酢
  • ポン酢
  • 三杯酢
  • ドレッシング用の調味酢

などがあります。

これらは、飲みやすさや使いやすさを重視して、

  • 醤油
  • だし

などが加えられていることが多く、意外と塩分を含んでいます。

例えばポン酢は、大さじ1杯で約0.8〜1.5g程度の塩分を含むこともあり、使い方によっては醤油と同じくらいの塩分になることもあります。

「お酢だから大丈夫」と思って使いすぎてしまうと、知らないうちに塩分過多になる可能性があります。

 減塩のための上手な使い分け

では、どのように使い分ければよいのでしょうか。

ポイントはシンプルです。

① まずは「純粋なお酢」をベースにする

塩分を抑えたい場合は、米酢や黒酢などを基本に使いましょう。

② 味付きは“少量アクセント”に

ポン酢やすし酢は便利ですが、メインではなく風味づけとして使うのがおすすめです。

③ 「酸味」で満足感を上げる

酸味が加わると、少ない塩分でも味がしっかり感じられます。

例えば、

  • 冷奴に「醤油+酢」
  • サラダに「酢+少量の塩」

といった工夫で、無理なく減塩が可能です。

 高血圧の方こそ活用したい

塩分制限が必要な高血圧の方にとって、

「味が薄くて続かない」

というのはよくある悩みです。

そんなとき、お酢は強い味方になります。

酸味によって味のメリハリがつくため、塩分を減らしても満足感を保ちやすくなります。

さらに、お酢には血圧をやや下げる可能性があるという報告もあり、生活習慣の中に取り入れる価値があります。

 まとめ

お酢は健康的な調味料ですが、

  • 純粋なお酢 → 塩分ほぼゼロ
  • 調味酢やポン酢 → 塩分あり

という違いを知っておくことが大切です。

減塩を意識するなら、

「お酢を使う」だけでなく「どのお酢を使うか」も重要です。

ほんの少しの意識で、毎日の食事は大きく変わります。

無理なく、おいしく続けられる減塩の工夫として、ぜひお酢を上手に活用してみてください。

 

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それでは、次回のブログでお会いしましょう。


〈執筆者情報〉

内科・神経内科 渡邊 由衣 医師

診療日・時間

09:00-13:30
14:30-17:00
8-12
13-17

2019年北里大学卒業。東京医科歯科大学病院(現:東京科学大学病院)や二次急性期病院にて勤務しつつ、2021年より医療法人社団縁風会のユアクリニックお茶の水・ユアクリニック秋葉原にて勤務開始。2025年より同法人が新設したお茶の水駅前生活習慣病クリニックへ異動し、多忙な患者の生活に寄り添いながら健康を支える医師として活躍。

日本内科学会認定内科専門医、日本神経学会 神経内科専門医

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