医師が解説!CPAP遠隔モニタリング加算ってなに?
医師が解説!CPAP遠隔モニタリング加算ってなに?
こんにちわ、お茶の水駅前生活習慣病クリニックのまたよしです(^^)
生活習慣病や循環器の診療をおこなうなかで、CPAP治療中の方から「最近耳にする、遠隔モニタリング加算ってなに?」とお問い合わせいただく機会が増えました。内科・循環器専門医の視点から、通院間隔や費用の変化について分かりやすく解説します。
CPAP遠隔モニタリング加算の仕組み
CPAP機器に内蔵された通信機能により、ご自宅での使用時間や無呼吸の回数(AHI)、マスクの空気漏れデータが自動でクリニックへ送信されます。患者さんが来院しない月も、医師がクラウド上で治療経過を継続してチェック・管理することに対する診療費用です。
受診頻度の変化
| 通院スタイル | 対面受診の目安 | 対面診察のない月の対応 |
|---|---|---|
| 従来の対面診療 | 毎月 1回 | 毎月クリニックでの対面受診が必要 |
| 遠隔モニタリング活用 | 2〜3ヶ月に 1回※ | 医師が通信データをもとに使用状況を継続管理 |
※症状や使用状況が安定しており、医師が継続的に問題ないと判断した患者さんが対象です。
遠隔モニタリングを活用するメリット
- 通院の負担軽減:仕事や家事で毎月通うのが難しい方でも、通院間隔を調整しやすく治療を無理なく継続できる
- 継続的なデータ共有:通院しない月も医師がデータを確認・見守るため、使用上の変化やトラブルにも対応しやすい
- 循環器疾患の予防:睡眠時の無呼吸をしっかり管理することで、高血圧や心不全、脳卒中のリスク軽減を目指す
【重要】勝手に始まるものではありません(事前の同意について)
ここで一つ大切なルールがあります。
遠隔モニタリング加算は、クリニック側が事前同意なしに追加できるものではありません。必ず「事前に医師と患者さんの間で話し合い、患者さんの同意(ご納得)をいただくこと」が国によって義務付けられています。
「毎月の通院を減らしたい」「遠隔でデータを見守ってほしい」といったご希望がある場合、遠隔モニタリングの仕組みや費用について詳しくご説明します。その内容にしっかりご納得いただき、同意書にサインをいただいた上で、初めてスタートする形になりますのでご安心ください。
なお、遠隔モニタリング管理中であっても、病状の変化や機器トラブルがあった場合、あるいは定期的な診察のタイミングでは原則対面でのご受診をお願いしております。
毎月の通院が負担となっている方や、病状が安定しているため通院間隔を調整したい方は、ぜひ診察時にご相談ください(^^)/
お気軽にご相談ください。
それでは、次回のブログでお会いしましょう。
〈執筆者情報〉
内科・循環器内科 又吉 周 医師
診療日・時間
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 8:00-12:00 14:00-18:00 | 8:00-12:00 14:00-18:00 | 8:00-12:00 14:00-19:00 | 8:00-12:00 14:00-18:00 | − | 8:00-13:00 | − |
2012年東京医科大学卒業。東京・千葉の総合病院にて循環器内科医とし勤務した後、医療法人社団縁風会のユアクリニックお茶の水にて勤務開始。2025年より同法人が新設したお茶の水駅前生活習慣病クリニックへ異動し、働き盛り世代の健康維持をサポートする医師として活躍。
日本内科学会内科認定医・内科専門医、日本循環器学会循環器専門医、日本心血管インターベンション学会認定医、日本禁煙学会認定指導医
