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健康は最大の資本:「健康診断を受ける意味」「生活習慣病で定期通院する意味」を資産形成の視点で考える

[2026.02.06]

こんにちわ(^^) 
お茶の水駅前生活習慣病クリニック、内科専門医のまたよしです。本日は、「健診って意味あるの?」「特に症状もないのに、通院って必要?」の質問に対し、いつもと少し変わった視点から考えてみましょう☺️

さて、「投資」と聞くと、多くの人は新NISAやiDeCo、株式、不動産を思い浮かべるかもしれません。しかし、ファイナンシャルプランニングの視点から見て、最も利回りが高く、かつリスクヘッジとして機能する投資先は「あなた自身の健康」です。
今回は、上記の質問に対し、「個人の資産形成」という切り口で紐解いてみましょう。

1. 人的資本の最大化:あなたは「稼ぎ続ける資産」である

経済学には「人的資本(Human Capital)」という考え方があります。これは、あなたが将来にわたって稼ぎ出す賃金の総額を、現在の価値に引き直したものです。
          

 

将来受け取るお金は、現在受け取るお金よりも価値が低いという「お金の時間価値」の概念に基づいています。
割引率が高いほど、将来の収益の現在価値は低くなります。
この式は、教育投資や訓練、健康維持への投資など、将来の収益を高めるための「人的資本投資」の意思決定に使われます。
生産世代におきましては、健康を維持することは「稼ぎ出す力」というメインエンジンを長く、力強く回し続けることといっても過言ではないでしょう。
生活習慣病(高血圧症、糖尿病、高血圧、脂質異常症、睡眠時無呼吸症候群など)の発症は、この「人的資本」を多少なりとも方向転換させる可能性があります。

 

また、例え発症したとしても少量の投薬、月1回程度の通院で安定している場合と、進行して入院を余儀なくされるケースでは、実際の費用、消費する時間も大きく異なります。

2. 医療費は「負の複利」を生むコスト

生活習慣病は、発症すると「ある程度つきあっていく必要のある」疾患です。
これは家計にとって、一定の固定費(サブスクリプション)が発生することを意味します。
軽症で安定しているうちは良いですが、少し大げさにはなりますが糖尿病の合併症(透析など)に至った場合、医療費だけでなく、時間という貴重な資産も奪われます。
項目
予防、もしくは軽症で安定している場合
生活習慣病が悪化した場合
医療費支出
定期検診・定期通院・少量のお薬代、ジム代程度
診察代・薬代・入院費(高額)

 

時間資産
趣味や副業、投資の勉強
通院・検査・療養
精神的余裕
攻めの資産運用が可能
健康不安というリスクを抱える


もし、毎月の薬代や通院費にかかる費用を小額に抑えることができましたら、そしてその分を長期運用に回せれば、それは大きな資産形成になり得ます。

3. 健康寿命=「複利の効果」を享受できる期間

投資において最も強力な武器は「時間」です。複利の効果を最大化するには、運用期間を長く取ることが不可欠です。

しかし、どんなに優れたポートフォリオを組んでいても、心身が衰えて資産を使う楽しみがな

 

くなってしまっては、その数字に意味はありません。「健康寿命」を延ばすことは、積み上げた資産を享受する「出口戦略」を盤石にする行為なのです。

結論:今日から始めよう!「体への投資」

資産形成において「節約・貯蓄・投資」のサイクルが重要なように、健康管理もサイクルです。
節約: 喫煙、過度な飲酒、ジャンクフードといった「有害な支出」を削る。
貯蓄: 良質な睡眠、バランスの良い食事、適度な運動を「積み立てる」。
投資: 人間ドックや高機能な寝具など、パフォーマンスを上げるものにお金を使う。
生活習慣病の予防は、我慢ではありません。あなたの「将来の純資産」を最大化するための、最も賢明な経営判断なのです。

お茶の水駅前生活習慣病クリニックでは、生活習慣病の予防(健康診断、健康相談)、軽症段階でのコントロールに力をいれております。
禁煙、減酒、その他気になる点などございましたらスタッフ一同、いつでもお待ちしております(^^)

お気軽にご相談ください。

 

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それでは、次回のブログでお会いしましょう。

 


〈執筆者情報〉

内科・循環器内科 又吉 周 医師

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2012年東京医科大学卒業。東京・千葉の総合病院にて循環器内科医とし勤務した後、医療法人社団縁風会のユアクリニックお茶の水にて勤務開始。2025年より同法人が新設したお茶の水駅前生活習慣病クリニックへ異動し、働き盛り世代の健康維持をサポートする医師として活躍。

日本内科学会内科認定医・内科専門医、日本循環器学会循環器専門医、日本心血管インターベンション学会認定医、日本禁煙学会認定指導医

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