医師が解説!最近話題のカーボラストってなんですか?
こんにちは!当院のブログをご覧いただきありがとうございます。内科・循環器内科医のまたよしです。
最近、外来で患者様から「先生、最近ニュースで聞く『カーボラスト』って何ですか?」「ベジファーストとは違うの?」というご質問をよくいただくようになりました。
そこで今回は、健康診断で血糖値や血圧が高めと言われた方はもちろん、ダイエットや生活習慣病予防に取り組む皆さんにぜひ知っていただきたい「カーボラスト」について、医師の立場から分かりやすく解説します!
1. そもそも「カーボラスト」ってなに?
カーボラストとは、英語の Carbohydrate(炭水化物・糖質) を Last(最後) に食べる食事法のことです。
● カーボラスト(炭水化物を最後に): 野菜だけでなく、肉・魚・卵・豆腐などの「おかず(タンパク質・脂質)」も先に食べ、最後にごはんやパン、麺類などの「主食(炭水化物)」を食べる
つまり、「ベジファースト」がさらに進化し、より実践しやすく科学的にも効果が裏付けられている最新の食事ルールなのです。
2. なぜ「カーボラスト」がいいの?医師が薦める3つの理由
なぜ食べる順番を変えるだけで体に良い影響があるのでしょうか?
循環器専門医の視点から、特に注目していただきたい理由は3つあります。
この急激な変動は血管の内壁にダメージを与え、将来の動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中のリスクを高める大きな原因となります。炭水化物を最後に回すことで、糖の吸収が緩やかになり、血管に優しい状態を保てます。
3. 今日からできる!カーボラストの実践3ステップ
やり方はとてもシンプルです。和食のコース料理や洋食のフルコースをイメージしてみてください。
※実は「野菜が先か、お肉が先か」は神経質にならなくて大丈夫!とにかく「炭水化物以外のものから食べる」ことがポイントです。
無理な糖質制限は長続きしませんし、エネルギー不足で体調を崩してしまうこともあります。
しかし「カーボラスト」なら、食べたい主食を無理に我慢し切る必要はなく、「食べる順番を最後にする」だけで、血糖値コントロールやダイエット、心臓・血管の予防につながります。
「最近お腹まわりが気になってきた」「健康診断でHbA1c(血糖値の指標)を指摘された」という方は、ぜひ今日の晩ごはんから「カーボラスト」を試してみてくださいね!
ご自身の食事内容や血糖値、生活習慣病予防について気になることがあれば、いつでも当院までお気軽にご相談ください。
お気軽にご相談ください。
それでは、次回のブログでお会いしましょう。
〈執筆者情報〉
内科・循環器内科 又吉 周 医師
診療日・時間
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2012年東京医科大学卒業。東京・千葉の総合病院にて循環器内科医とし勤務した後、医療法人社団縁風会のユアクリニックお茶の水にて勤務開始。2025年より同法人が新設したお茶の水駅前生活習慣病クリニックへ異動し、働き盛り世代の健康維持をサポートする医師として活躍。
日本内科学会内科認定医・内科専門医、日本循環器学会循環器専門医、日本心血管インターベンション学会認定医、日本禁煙学会認定指導医
