胸の痛み、本当に大丈夫?~心筋梗塞や狭心症の「隠れたサイン」を心エコーで探る~
胸の痛み、本当に大丈夫?~心筋梗塞や狭心症の「隠れたサイン」を心エコーで探る~(國廣 崇 医師 第8回)
こんにちは。お茶の水駅前生活習慣病クリニックの循環器内科医 國廣(くにひろ)です。私は、心臓専門医として20年以上、多くの患者さんの心臓の健康と向き合ってまいりました。
第8回では、胸痛にフォーカスしていきます。
胸に痛みを感じるようになると、「私の心臓は大丈夫か?心臓は止まったりしないか?」と心配になることはないでしょうか?循環器も診療している外来では、そのように心配して受診される患者さんもいらっしゃいます。
実は胸痛と言っても様々。痛み止めで改善していく疾患から、直ぐに生命の危険に関係する物まであります。心臓を栄養する血管が狭くなって起こる、狭心症や心筋梗塞では対処を急ぐ必要になる場合が多いので、直ぐにご相談ください。その場合には、以下のような典型的な胸の症状を自覚します。
特に注意が必要な胸痛の特徴
*虚血性心疾患に典型的な胸痛とは。
- ’ここ’が痛むなど局所ではなく、胸全体に痛みを感じる
- 鋭い痛みではなく、圧迫されたり絞られるような痛み
- 冷汗を伴う
上記に当てはまらない胸痛であっても、虚血性以外の心臓の病気が隠れている場合もあります。心電図検査も病気の鑑別には有用ですが正常であることが多く、心電図だけでは限界があるのも事実です。
胸痛を調べるのにも役立つ心臓エコー(超音波)検査
そこで、登場するのが心臓エコー(超音波)検査です。心臓のポンプ機能に異常がないか?弁に異常はないか?心臓の周りに水が溜まっていないかなどがはっきりとわかり、胸痛に対して次にどのように対処すれば良いかが明確になります。
「でも、ちょっと胸が痛いだけだし…」とスルーせず、ぜひ一度、当院の医師へご相談ください。
御茶ノ水駅から徒歩1分。千代田区・御茶ノ水エリアで生活習慣病の治療をお考えの方にご好評いただいている【お茶の水駅前生活習慣病クリニック】です。
完全予約制・短時間で受診できるスムーズな検査環境で、働く方の健康管理をサポートします。
心電図検査、超音波(エコー)検査、迅速採血検査、体成分分析装置Inbody®(インボディ)、管理栄養士による食事相談など充実。
御茶ノ水駅・新御茶ノ水駅をつかうすべての皆さんにおいて、心筋梗塞、脳梗塞の発症をゼロにするというのが私達のミッションです。
〈執筆者情報〉
内科・循環器内科 國廣 崇 院長
1993年昭和大学卒業。東京都済生会中央病院にて循環器内科医として勤務のほか、アメリカ合衆国ミネソタ州ロチェスターのMayo Clinic Vascular Labにて動脈硬化の研究に携わる。帰国後は終末期医療や緩和医療、救命救急なども経験し、2015年よりユアクリニックお茶の水(2018年より医療法人社団縁風会として法人化)にて勤務開始。2019年には院長に就任し、2025年より同法人が新設したお茶の水駅前生活習慣病クリニックへ異動し、患者さんの思いを大切にしながら、健康創りに貢献する医師として活躍。
日本内科学会認定内科認定医、日本内科学会認定総合内科専門医、日本循環器学会認定循環器専門医
