「どうせ眠れないから…」はもう卒業!内科医が教える不眠のサインと、自宅で受けられる「お茶の水駅前オンライン不眠外来」のススメ
皆さん、こんにちは!お茶の水駅前生活習慣病クリニック、内科医のわたなべ ゆいです。
今日は誰にとっても大切な睡眠のお話しです。
日本人の成人4人に1人が慢性的な睡眠に悩んでいる!?
診察室で問診をしていると、本当に多くの方が「実は、夜よく眠れていないんです」と打ち明けてくださいます。ベッドに入っても、頭の中で仕事や心配事がグルグル回ってしまって、気がつくと朝…なんて経験、私自身もありますし、皆さん本当にお疲れ様です。
厚生労働省の令和5年(2023)「国民健康・栄養調査」の結果によると、日本人成人の約4人に1人が慢性的な不眠という報告もあり、特に働き盛りの30~50代では約30%の人が「睡眠で休養が充分とれていない」と回答しています。睡眠に関する悩みは特別なことではなく、誰にでも起こる状況があります。
そして、皆さん、口を揃えてこうおっしゃいます。「精神科や心療内科に行くのは、ちょっと気が引けて…」。その気持ち、すごくよく分かります。風邪ならすぐ内科に来られるのに、「心の不調」となると、なかなか一歩を踏み出せないものですよね。
ですが、私たち内科医の目から見ても、眠れないのは決して「気のせい」や「精神論」の問題ではありません。不眠は、皆さんの大切な臓器にダメージを与え、生活習慣病(せいかつしゅうかんびょう)、特に高血圧や糖尿病のリスクをグッと高めてしまうことが、科学的に分かっているんです。
不眠は「サイレントキラー」の呼び水になる
なぜ、単に眠れないだけなのに、高血圧や糖尿病につながるのでしょうか?
私たちの体は、夜眠っている間に、体を修復し、日中のストレスをリセットする大切な作業をしています。例えて言うなら、睡眠は「工場の夜間メンテナンス」のようなものです。
このメンテナンスが不足すると、体の中ではこんな事態が起こります。
1.ストレスホルモンが暴走する:
よく眠れないと、コルチゾール(ストレスに対抗するためのホルモン)の分泌が増えすぎてしまいます。このホルモンは、血管を収縮させ、血圧を上げ、さらには血糖値を上げる働きがあるんです。つまり、夜間のメンテナンスをサボることで、無意識のうちに「高血圧と糖尿病を招き入れる」スイッチをONにしてしまっているわけです。
2.食欲のブレーキが壊れる:
睡眠が不足すると、食欲を抑えるホルモン(レプチン)が減り、逆に食欲を高めるホルモン(グレリン)が増えてしまいます。「ああ、なんか体がダルいから、甘いものでも…」と、無性に高カロリーなものが食べたくなるのも、体のホルモンバランスが崩れている証拠なんですよ。
とある患者さんの話:勇気を出して医療に繋がった夜
以前、50代の男性患者さんで、高血圧の治療のために通院されていた方がいました。薬を飲んでもなかなか血圧が安定しない。いつも疲れた顔をしてらっしゃる。
「〇〇さん、もしかして、あまり眠れていませんか?」と私が尋ねたところ、小さな声で「実は、ここ数年、夜中に何度も目が覚めてしまって…。でも、眠れないことを病院で話すのは、なんだか恥ずかしくて…」と。
私はそのとき、強く思いました。「不眠は、立派な生活習慣病のリスク因子なんだ」と。
その方に、眠る前の小さな習慣の見直しや、軽い薬物療法を試していただきました。するとどうでしょう。不安定だった血圧がスッと下がり始めたんです!
「先生、よく眠れた朝って、こんなに気持ちがいいものなんですね!」と、彼がキラキラした目で話してくれた時の喜びは忘れられません。不眠を改善することは、生活習慣病の根本治療に繋がる、まさにその瞬間でした。
ご安心ください!「心の専門家」に自宅で繋がれます
「心の不調」として専門的な科に行くことに抵抗がある方へ。不眠は生活習慣病と深く関わる「体の問題」であると同時に、うつ病などの精神疾患が隠れている場合もあります。そのため、適切な診断と治療のためには、心の専門家の力が必要です。
そこで、私たちお茶の水駅前生活習慣病クリニックでは、内科クリニックでありながら、専門的な心のケアをスムーズに受けられる体制を整えています。
当クリニックのオンライン不眠外来の診察は、全て精神科専門医が行います。
- 内科への抵抗感は少ないけれど、専門的な診察を受けたい:
- 私たちは、不眠を生活習慣病のリスクとして捉え、皆さんが気軽に一歩を踏み出せる「窓口」としての役割を果たします。受診のハードルを下げ、安心してご予約ください。
- 専門医が担当:
- 不眠治療の専門家である精神科専門医が、不眠の原因が単純なストレスか、あるいはより専門的な治療が必要な精神疾患(うつ病など)かを丁寧に診断し、適切な治療をご提案します。
- 自宅で安心:
- 慣れない病院の待合室で緊張することなく、一番リラックスできるご自宅から専門医の診察を受けていただけます。
「ちょっと最近寝つきが悪いな」「途中で目が覚める日が続いているな」と感じたら、それは体が黄色信号を出している証拠。この信号を無視せず、まずは私たちお茶の水駅前生活習慣病クリニックへご相談ください。
眠りは、明日を元気に生きるための最高の準備です。皆さんの穏やかな夜と、健康な毎日をサポートできることを願っています。
※オンライン診療には、システム利用料や通信環境の条件があります。詳細はお茶の水駅前生活習慣病クリニックのホームページをご確認ください。
〈執筆者情報〉
内科・神経内科 渡邊 由衣 医師
2019年北里大学卒業。東京医科歯科大学病院(現:東京科学大学病院)や新渡戸記念中野総合病院、北信総合病院にて勤務しつつ、2021年より医療法人社団縁風会のユアクリニックお茶の水・ユアクリニック秋葉原にて勤務開始。2025年より同法人が新設したお茶の水駅前生活習慣病クリニックへ異動し、多忙な患者の生活に寄り添いながら健康を支える医師として活躍。
日本内科学会認定内科専門医、日本神経学会所属
